在宅きまぐれノート

What is IDOL?-③人-アイドル-を「想う」ということ-

アイドルに寄り添った人生

 

 

私がアイドルと出会ったきっかけは、

多くの人と同じくモーニング娘。でした。

 

当時、私はまだ小学校低学年でしたが、

家族一丸となって

どハマりしていたということもあって...

 

ハロプロのコンサート映像は勿論、

ハロモニうたばんなどの番組は、

ビデオが擦り切れるほど見た記憶があります。

 

余談ですが、小学生ながらに

シェキドル「全体的に大好きです。」(2001)や

平家みちよ結局 Bye Bye Bye(2001)が

大好きでした(笑)。

 

 

 

 

 

 

物心付いた頃から

アイドルが日常生活に溢れていて

ぶっちゃけてしまうと、

当時から今まで、

アイドルのことを考えていない日はありません()

 

そんな少し特殊な環境で育ったこともあり、

こんな厄介なヲタクが生まれてしまいました...。

 

 

 

 

 

 

 

勿論、

最初から「ヲタク」と呼ばれるほどの

実力()は備えていません。

 

ハロプロと出会い、

真野恵里菜と出会い、

ハロ研と出会い...。

 

正直、つい最近まで自分がヲタクであることは

公言していなかったのですが、

 

色んなターニングポイントを通して

本当の自分を見つけることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなこと言うのも変な話なんですが、

自分の中で「アイドル」というのは

暮らしの軸と密接に関わっていて、

思っている以上に大事な存在なんです。

 

それゆえに、

元々の在宅力と相まって、

どうしても色々な思考が頭の中を

巡らざるを得ない状態でした。

 

そして、

いつもその探求心の行く付く先は...

 

「アイドルって一体何なの...?」

 

という漠然とした疑問でした。

 

 

 

 

 

 

アイドルとは...

  • 人を笑顔にする存在。
  • 活力を分け与えてくれる存在。

 

ネットや雑誌でも色々な形で表現されています。

 

 

 

 

実際どれも納得できるものなのですが、

学生の終わりが見えてくると同時に、

やっと私の中で一番しっくりくる

答えを見つけることができました。

 

 

 

 

 

 

 

それは、

 

 

 

 

 

 

 

アイドルとは...

人の心に「豊かさ」を

与えてくれる存在

 

 

であるということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルの一番大きな存在意義は、

はっきり言ってしまうと

疑似恋愛の対象です。

 

 

疑似恋愛というと響きは悪いかもしれません。

ですが、

人を大切に「想う」行為自体は、

人として最も大事なことの様に

私は思うのです。

 

 

 

 

そう。

アイドルヲタクの場合、

鉄道ヲタクやアニメヲタクなどの

他のヲタクと違って、

興味の対象が実在する「人」

なのです。

 

 

 

 

 

 

推しのことを

尊敬したり

見習ったり

あるいは、ストレートに

大事に想ったり...

物ではなく人を対象にあれこれ考える中で、

 

その人に影響を受けて

自分自身に何らかの変化が起こった

という現象は、

 

もしかすると既に経験された方も

多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

しかし、それは一般の芸能人を

対象にしても起こりうること。

 

アイドルではそれに加えて、

疑似恋愛をベースにした

「愛」に限りなく近い感情

が存在することがあるように感じます。

 

 

 

 

 

 

近年、

握手会などの普及により

アイドルへの距離が縮み、

歪んだ愛が事件を引き起こした

ケースもありましたが...

 

私は、

卒業を控えた一人のアイドルを追って

最後まで全力で応援し、

綺麗な燃え尽きを見せたヲタクたち

を何人も見てきました。

 

一人の人間を

心の底から大事に想うことなんて、

長い人生においても

非常に限られている気がするんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世間からアイドルヲタクが何と言われようが、

私は、そんな

愛のままに動ける「ヲタク」

のことが、かっこよくて仕方ありません。

 

そして、

 

努力して努力して...

ステージ上で強い輝きを放ち、

見る人の心を動かすことのできる、

あるいは、

ファンに強く想われる

希少な職業「アイドル」

のことを尊敬せずにはいられません。

 

 

あなたがアイドルを好きになったきっかけはなんですか?

 

ヲタクとアイドルの数だけ

出会いがあって、物語があります。

この質問をする度に知ることができる

ヲタクの熱い想いは、

これからも一番の興味の対象になることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルヲタクを通して得た

「豊かな心」

きっと生涯の宝物になるはずです。

 

 

 

だから、

どうか恥ずかしく思わないでください。

可能ならば胸を張ってください。

誰にでもできる経験ではありません。

 

もし、まだ本当の「好き」を

見つけられていなかったり、

思う存分行動に移しきれていない場合は、

是非ともヲタクを謳歌してほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、

一途に自分の「好き」を追うことができた

学生時代に悔いはありません。

 

きっと別の人生を歩むこともできたんでしょうが、

それこそアイドルを謳歌した少女たちと同じで、

たった一度の青春時代をヲタクとして過ごせたことを

誇りにすら思っています。

 

その中でたくさんの素敵な出逢いが

あったことも含めて、

かけがえのない学生生活でした。

 

 

 

 

 

 

 

関わった全ての皆さん、

そして、

こんなブログを最後まで

読んでくださった皆さんに、

心よりの感謝を込めて…

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

本気の在宅ヲタク業は今回のブログを以って

幕を閉じたいと思います。

 

今後は、

「推す」→「応援する」

の次にある

「見守る」の立場から

アイドルヲタクを楽しみたいと思います。

 

 

 

それでは、

また逢う日まで。

 

 

 

2017.03.31

oktn

What is IDOL?-②「儚さ」こそアイドル-

終わりがあるから美しい

 

アイドルを追いかける上で

避けては通れないものがあります。

 

そう、「卒業」です。

 

※ よく議論されている

卒業という言葉の正当性については、

ここではあえて触れません。

 

 

 

 

全てのアイドルには、

自身のアイドル活動に

終止符を打つ瞬間がやってきます。

 

 

 

 

 

  • 女優の道に進むことを決めた。
  • 学業を優先することにした。
  • アイドル業よりもやりたいことが見つかった。

 

など、理由は様々ですが、

脱退や解雇、スキャンダルの発覚といった

マイナスの意味で捉えられるようなものではなく、

 

アイドル本人の気持ちを尊重する

能動的な形で行われる「卒業」は、

多くの場合、

ヲタクたちの涙を誘います。

 

 

私はそこに、他のジャンルにはない

アイドルを応援する上での醍醐味

詰まっているように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文学の世界で、

「花は枯れるからこそ美しい」

といったような考え方があります。

 

これは、

限りがあるものを美化した言い回しで、

よく人の生命を対象に述べられることが多いですが...

 

きっと、アイドルにも同じことが

言えるのではないでしょうか。

 

ましてや、アイドルという分野に対しては

より顕著に当てはまるような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

オブラートに包まず言うと、

念願叶ってアイドルになった少女たちは、

本来歩んでいたはずの

自分の青春時代を犠牲にしているのです。

 

人生でたった一度切りのチャンスを、です。

 

「普通の生活に戻りたい」という理由で

アイドルを辞める人がいるのも当然です。

 

 

 

 

 

しかし、だからこそ...

 

ステージ上での輝き

他に類を見ないほどに強く、

美しくなる。

 

ただかわいいだけではなく、

覚悟を持って自身の青春時代に

華を飾ろうとしている。

 

きっとそういったアイドルの姿の中に、

一般のアーティストとはまた違った感覚が

あるのだと、私は感じています。

 

 

 

 

 

 

 

なんか分からん悲しさを持ってるんですよねあいつ。顔も可愛らしくて笑顔もいいんだけど、それを入れてこうやってやると非常にバランスがいいのね俺の中では。アンバランスなバランスの良さっていうのかな。

- モーニング娘。9期 譜久村聖 加入時コメント by つんく♂

 

特有の表現で、つんく♂さんはこう語ります。

かわいいだけでガッチリ固めたグループよりも、

どこか隙がある、あるいは、未完成な方が、

真のアイドル像に近いのかもしれません。

 

 

 

また、

出典は忘れてしまいましたが、

モーニング娘。の「卒業」についても、

「アイドルに対する適度なストレスや苛立ちこそ、

ファンが離れなくなる原因である」

といったようなことを仰っていました。

 

 

 

不安定な要素があるから応援したくなる。

実体験から考えても、

たしかにその通りなのかもしれません。

 

 

アイドルは、非常に脆く儚い存在。

「支えたい」

「守りたい」

という感情が抱くのも、

10歳そこらの女の子を目の当たりにすれば、

当然の心理とも言えます。

 

そして、そういうシステムこそが

ヲタクたちのあり得ないバイタリティーを

生み出しているのかもしれません。

 

 

 

 

 

偶像が虚像になる前に

 

idolとは

[名詞] 偶像、聖像、偶像神、邪神、崇拝物 etc

 

誰もが一度は辞書で調べたことが

あるのではないでしょうか(笑)。

 

ではさらに「偶像」の意味を調べてみると...

 

偶像とは

木・石・土・金属などで作った像。

神仏をかたどった、信仰の対象となる像。

あこがれや崇拝の対象となるもの。「若者の―」

 

となります。

 

「What is IDOL? ①」でも述べたように、

アイドルは「憧れ」を伴う存在と言えますが...

 

もうひとつの考え方として、

不安定な(虚)像である、

と私は考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いつか会えなくなる」

そのいつかは突然やってきます。

 

 

私の応援するアイドルは、

女優に転身するという形で

4年前にアイドルを卒業しました。

 

芸能界には残るので、正直言うと

見かけ上はあまり変化はありません。

 

ですが、

アイドルとしての彼女に助けられたことや、

歌やダンスがもう見れない現実から、

その後を応援したいという反面、

どこか寂しさも感じてしまいました。

 

「卒業」とは時に様々な

ニュアンスを含むことがある

ということを、この時実感しました。

 

 

 

 

 

 

もう4年も前になりますが、

「卒業」までの間、

一人のアイドルを全力で

追いかけていた当時のことは、

今でも鮮明に覚えています。

 

最後の卒業コンサート

自身のヲタ活の中で、

あれだけ

楽しくて、嬉しくて、悲しくて、

そして、

幸せだった一日はありません。

 

 

 

 

 

 

将来ヲタクを辞めてしまう日が来ても、

きっと生涯の良い思い出として

記憶に残り続けると、確信しています。

 

 

 

 

だからこそ、

全てのヲタクたちには

悔いのないヲタ活を送ってほしいと

切に思います。

 

そして、どうか

その中で抱く「儚い」という感覚を大切に、

自分の推しを全力で推してほしいです。

 

次の最後の更新でも書き記したいと思いますが、

それができるのもヲタクの特権なのかもしれません。

 

 

 

 

oktn

What is IDOL?-①「好き」と向き合える究極のジャンル-

ハロプロをはじめとする、

女性アイドルのヲタクとして

過ごした十数年にわたる学生生活。

 

なぜヲタクはアイドルに夢中になるのか?

その先に一体なにがあるのか?

 

そんな疑問を追う中で見つけたことや感じたことを、

自身最後の在宅業としてここに書き記したいと思います。

 

 

 

 

 アイドルを「応援する」とは

 

突然ですが、質問です。

 

皆さんがアイドル(推し)を

好きになったきっかけはなんですか?

 

 

 

 

容姿?性格?雰囲気?

歌唱力?ダンス?楽曲?

 

勿論、一人ひとり違うでしょうし、

簡単に割り切れない部分もあると思います。

そしてそれは男女によっても

差があるのではないかと思っています。

 

 

 

しかし、いずれの場合にも...

アイドルにはその人の憧れ

含まれているような気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルは女の子の変身願望を満たしてくれる

「アイドル=ヒロイン」著:竹中夏海

 

 

振付師の竹中夏海氏は、

女性から見たアイドル像について

このように述べています。

 

アイドルは一様に疑似恋愛の対象とされていますが、

一般的に女性の場合はそういった目で見ることはありません。

 

なのに女性ヲタクが存在し続ける理由、

それは、推しが自己投影の対象として

成り立っているからなのではないでしょうか。

 

分かりやすく言えば、

セーラームーンプリキュアを見て、

目を輝かせている女の子の感覚です。

 

 

 

 

 

「かわいい衣装を着てステージに立ちたかった」

というものから、

「私にはないものを持っていて羨ましい」

というものまで...

 

自分と照らし合わせたときに

浮き彫りになる「憧れ」が、

アイドルを追いかける上での

原動力の一部になっているような気がします。

 

 

 

 

外見的にも内面的にも、

人前で堂々と自分を出せるアイドル。

 

普段から化粧が欠かせないように、

変身願望を強く抱く女性にとって、

アイドルとはそういった

女性の憧れを体現してくれる存在

とも言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

そして男性の場合。

 

「異性として好き」という感情のみで

収まれば話は単純なのですが...

それ以外にも様々な感情で

アイドルに対して「憧れ」を抱いている

ことは確かだと思います。

 

視覚的な情報から

人を好きになりやすい男性の場合、

「かわいい」「美しい」「顔がタイプ」

などを始点とした推し方が定石であり、

それが全てだと答える

ヲタクがいるのも当然です。

 

 

 

ただし、これは女性にも当てはまりますが、

長年同じ推しを追いかけ続けていると、

人によっては「かわいい」の感情に加えて...

 

・努力を評価したい

・生き方を見習いたい

 

などの、アイドルの内面を尊敬するような

一歩先の想いが芽生えることがあります。

 

苦労してやっとデビューすることができたとき。

歌もダンスも下手だった子がセンターポジションを取れたとき。

 

もしくはそういう過程を

見守り続けていく中で、

尊敬の感情を抱くことがあります。

 

それはつまり、

表面的な感情から生まれる

「推す」

という感覚から、

一人の人生を見つめようとすることで生まれる

「応援する」

という感覚に進んでいるのではないかと、

私は考えています。

 

 

 

 

「応援する」という行為は、

金銭的・精神的な面で純粋に

アイドルたちの活動を支えるだけでなく、

さらに言えば、

自分自身の生き方を見つめなおすきっかけ

なっているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

「好き」を知る、自分を知る

 

ヲタクは一概に「我が強い生き物」です。

 

それゆえに、

自分の憧れや理想を

アイドル本人だけでなく、

ヲタク以外の人間に

押し付けてしまうことだってあります。

 

悪い言い方をすれば、

ヲタクは「厄介」です(笑)。

 

 

 

 

 

 

しかし私は、しばしばヲタクの持つ

圧倒的なバイタリティーに驚かされてきました。

 

遠征の回数、CDやライブにつぎ込む費用など...

全ての行動スケールが、

常人が聞けば耳を疑いそうなものばかりです。

 

 

 

現に私がそうだったように…

なぜ後悔しないのでしょうか。

なぜ体が動いてしまうのでしょうか。

 

 

 

それは…ヲタクが、

自分の「好き」と

全力で向き合っている人種

であるからだと思います。

 

 

 

あまりの一途さに世間から

目の敵にされる場面があるのも事実ですが、

私は、正直言うとそんなヲタクたちのことが大好きです。

 

 

 

 

無趣味だったり

適当に無難な趣味を持つよりも、

自分の気持ちに正直になって

自分だけの「楽しみ」を見出せている

ヲタクたちのことを素直に尊敬しています。

 

 

 

勿論、この話はアイドルヲタクだけに留まりません。

アニメが好き。歴史が好き。車が好き。

なんでもいいんです。

 

 

様々なことを経験する中で

本当の自分にたどり着くことができれば、

今よりちょっとだけ広い気持ちで

日常に生きがいを見出せるのではないでしょうか。

 

 

 

「情報は武器である」と言われるように、

❝知る❞ことは財産であり、出会いです。

 

 

色んなヲタクと話すもよし、

ネットサーフィンを通して

色んなアイドルの情報を集めるもよし。

 

出会いの場が増えれば、それだけ

自分にとっての本当の「好き」

を見つけるチャンスが増えることに繋がります。

 

 

もし、自分の素直になれるフィールドが

このアイドルという分野だったなら、

躊躇せず極めていくべきだと思います。

 

実際に私の場合、

在宅で極めた「リサーチ能力」と、

現場で極めた「フットワークの軽さ」は、

色んな場面で活躍してくれるのでは

ないかと期待しています。笑

 

 

 

 

 

 

ヲタクは閉鎖的なようで、

考え方によっては、実は、

外界への可能性を見出しやすいジャンル

であると言えるのです。

 

私の所属していたハロプロ研究会は

まさにその可能性を持った組織でした。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

oktn

アイドル楽曲大賞2016〜気になる70曲をリストアップしてみた〜

 アイドル楽曲大賞2016

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今年もこの季節がやってまいりました!

 

私のような在宅寄りのアイドルヲタクにとってはまるで奇跡のような企画で、若干お祭り騒ぎモードが発動しております。

 

主催者の方々、毎年本当にありがとうございます。

 

 

というわけで、今回のブログでは2016年の一年間を通して個人的に特に気になったアイドル楽曲を一言コメントを添えながらひたすらリストアップしたいと思います。

 

去年も同様の試みを行ったのですが、労力が半端ないことはカクゴして…今年もヲタ活の延長活動としてやってみることにしました。

2015年版を読んでいただいた方、容量的に大変だったと思いますが...本当にありがとうございました。(今年も頑張ってください←)

 

 

 

 

 

 

今年は、メジャー、インディーズ、地方などなど...全部で580組「3509曲」の楽曲がノミネートされています (11/24リスト確定時点)。

ちなみに昨年が507組3168曲だったので、あくまで数値的な見解ですがますます勢いを増していますね。

 

 

正直、リストアップした楽曲に基準はございません。私自身、音楽経験もなければ「○○年代の~」のような知識もほとんど持ち合わせておりませんので、実際音楽的に偉そうなことを言う資格は全くありません。というか自覚しています。

 

ただ、「アイドルの楽曲が好き!」という陰キャ魂はそこそこ備えている方だと思っていますし、毎日YouTubeで新着アイドルPVをチェックするという在宅ヲタクを極めたような習慣もございますので、溢れる想いをどうかこの場で発散させてください。←

 

 

その代わりと言ってはなんですが、完全主観で「この曲は面白い!!」と直感で感じた選りすぐりの楽曲を選抜させていただきました。

 

「興味はあるけど、多すぎてなかなか追えていない...」という方にもってこいのブログですので、少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

そして、アイドル楽曲の魅力が一人でも多くの方に伝われば、このブログを書いた意味があるんじゃないかと思っています。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今年は全部で70曲リストアップしました。

 (参考:昨年は42曲)

 

・掲載の順番は適当です。

・同一アイドルによる楽曲は隣接させています。

YouTube(MVなど)へのURLを載せています。是非ご活用ください。

 
今回の新しい試みとして、最高級にオススメしたい(というか感性的にお気に入りの曲)に対しては「」マークを付けています。
どういった人間が楽曲を評価しているかの指標にもなると思うので、もしよろしければ参考にしてみてください。

 

▶︎My アイドル学歴

所属 :真野恵里菜マノフレ

専攻①:コピンク〜宮本佳林

専攻②:ハロプロ全般

専攻③:武藤彩未,アイドルネッサンス,BiS,夢みるアドレセンスetc.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • ふぁいなるみらくるくるアルティメットチョコびーむ/わーすた(

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https://www.youtube.com/watch?v=NS-xd7f-W34

2016年の目玉グループのひとつ、わーすたの楽曲からスタートします。アルバム「The World Standard」のリード曲。いぬねこ勝負はこの曲のおかげで猫派に軍配が上がりましたね(笑)。また、わーすた初のMVとしても様々な界隈から注目を浴びました。タイトルからもなかなかぶっとんでますが、曲調はもっとぶっとんでいます。RPG調だけならまだしも、その展開の速さには軽く圧倒されました。予備知識ですが、ライブでは曲中に登場するピコピコハンマー仕様の伝説の剣“エクスカリニャン”が抽選で1名の方に降ってきます。

 

 

  • 好きな人とかいますか/わーすた

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https://www.youtube.com/watch?v=lOjIAvldeck

同じくアルバム「The World Standard」から抜粋。冒頭の哀しげなイントロが素敵です。楽曲は全て鈴木まなか氏が担当していますが、こうしたクール路線の楽曲にこそメインボーカル廣川奈々聖と三品瑠香の大人びた声質がハマるような気がします。

 

 

  • 完全なるアイドル/わーすた

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https://www.youtube.com/watch?v=T0cGB7LSuf8

わーすたのメジャーデビュー1stシングル。アイドルの抱く本音と建前を、ゴシックロックに合わせて表現しています。内容と曲調はまさに天使と悪魔。1stシングルとしてなかなか攻めたタイトルのように感じますが、これも世界基準を目標にしたグループだからできることでしょうか。

 

 

  • Chérie!/チームしゃちほこ(

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https://www.youtube.com/watch?v=iZ5_UdxYVhg

ゆずぽんこと安藤ゆずが無期限活動停止して初の楽曲。昭和感漂うメロディは、5人体制となったこのグループに新しい風を吹き込んでくれたような印象を受けました。QRコードを随所に散りばめている珍しいMVもインパクトが強くて楽しいです。

 

 

  • ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL/チームしゃちほこ

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https://www.youtube.com/watch?v=UU0f5EE4vbs

チームしゃちほこではお馴染みの浅野尚志氏によるメタル複合型楽曲。LADYBABYに提供した「アゲアゲマネー〜おちんぎん大作戦〜」もメタルテイストでしたが、最近の浅野氏の流行りなのでしょうか。どれだけふざけていても綺麗なコードでまとめにかかる美学は相変わらず素晴らしいです。安藤ゆずのメンバーカラーであるピンク色のボールが空から降ってくる演出には何度観ても胸を打たれます。

 

 

  • 雨と涙と乙女とたい焼き/乙女新党

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https://www.youtube.com/watch?v=iPpYFu_8arM

今年の7月、約3年半の活動に終止符を打った乙女新党。ミドルテンポでどこか哀しげなメロディラインや半ラップテイストのBメロなど、随所に聴きどころがあって楽しい楽曲。MVの最後に、当時病気で活動を控えていた長谷部愛里が不意をついて現れる演出もにくいです。

 

 

  • ファイヤイヤ!/乙女新党(

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https://www.youtube.com/watch?v=x_tXSrlnkZU

乙女新党渾身のアンセムソング。「雨と涙と乙女とたい焼き」のc/wではありますが、今年の乙女新党楽曲の顔と言っても過言ではないほどの存在力と破壊力を備えているように思います。アップテンポなメロディかつ、歌詞に自身のグループ名を盛り込んでいることもあってライブでは盛り上がりは必至です。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=nk6wiz8zp3Q

2ndアルバム「ニッポンChu!Chu!Chu!」のラストナンバー。ただでさえゴリゴリのアッパーチューンですが、アルバムでは自身の代表曲となりつつある「夜明けBrand New Days」からの流れもあって、凄まじい破壊力を生み出しています。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=1DH4wZ0aWWg

今年の11月末に突如として解散宣言がなされた清竜人25。存在感や話題性に関しては常時目に余るものがあります。冒頭の囁き台詞「俺とアバンチュールしようよ」にやられた女性も多いのではないでしょうか。際どい歌詞とブラスの効いたファンクな曲調が唯一無二な空気を作り出しています。清竜人の容姿的に世の女性達には一旦冷静になってほしさがありましたが、もうここまでくるとイケメンでいいです、はい。

 

 

  • ウロコ雲とオリオン座/つりビット(

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https://www.youtube.com/watch?v=USWuDuZoje8

つりビットの7thシングル。俗に言う平成のアイドル王道ソング。作家陣もメロ構成も、つりビットが誇る不朽の名曲「真夏の天体観測」の系譜を思いきり受け継いでるのが、歴史を感じさせてなんとも感慨深いです。オルゴールから始まるイントロが聴き手を惹きつけます。MVについては賛否両論あるかも。

 

 

  • バイバイメトロ/Bitter&Sweet

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https://www.youtube.com/watch?v=IyOqRGT8JSI

アルバム「#ビタスイ」の収録曲。バンドタイプの楽曲が板に付いてきたグループだけに、あえて音のトラックを限定しているのが功を奏し、輪郭がはっきりして聴きやすいです。アルバム全体を通してもなかなかに異彩を放っている印象でした。人気急上昇中の作家、児玉雨子氏による乙女心を捉えた歌詞にも注目。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=1d3003igO6Q

2015年に「夜空をゼンブ」でインディーズデビューを果たしたsora tob sakana。様々な効果音を凝縮させた新感覚のイントロから始まるこの曲は、まさにこのグループの方向性を表す形となりました。近年のアイドル楽曲ではこうした新規精鋭な分野がどんどん開拓されていますが、ほんと一体どこまで広がるのでしょうか。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=2uZDeLwB2V8

「魔法の言葉」のc/w。Instrumentalだけでも相当複雑な楽曲であるにも関わらず、そこに歌とダンスを織り交ぜることでカオスに拍車をかけています。この曲を聴くと楽曲派と呼ばれる方が目を付けるのは勿論、その他コアなファンを生み出しているのも納得がいきます。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=DeGkiItB9d8

欅坂46のメジャーデビュー曲。言わずもがな今年の注目楽曲のひとつです。タイトルの意味は「沈黙する大衆」。まさに現代日本のイメージを謳っているようで、私達には重くのしかかってきます。低音寄りのメロディや軍隊のような統率されたダンスなど、アイドルらしからぬ表現を少女達が演出することで、「若さ」の持つ独特な力強さがひしひしと伝わってきます。

 

 

  • 世界には愛しかない欅坂46

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https://www.youtube.com/watch?v=83vyrFFjiqQ

欅坂46からもう一曲選抜。語りから始まるAメロはインパクト大。他の曲でもそうですが、センター平手友梨奈の存在感は異常ですね。風力発電をバックにした広大な草原で撮影されたMVは爽快の一言に尽きます。3rdシングル「二人セゾン」もですが、どの曲も作りが非常に丁寧で人気を博している理由が分かります。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=E_xBlRnjG04

the pillowsのカバー曲('99)。不朽の名曲につき今までにも色々なアーティストにカバーされてきていますが、「若さ」という自分達の特権を利用して、少女の持つ独特な力強さを感じる曲に変化した印象でした。個人的なエゴですが、この世代には特に夢について語っていてほしいです。サビから入るアレンジがエース石野理子の圧倒的存在感を強調しています。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=5SuBtXdMSo0

KANA-BOONのカバー曲('15)。上記のシングル「Funny Bunny」のc/wとして収録されており、ライブ終盤の定番曲を担うようになってきました。オリジナルよりもキーは高めで、ビブラフォンを駆使したアレンジにより、曲としては丸みを帯びた印象。カバーの醍醐味といえば編曲なところはありますが、今回もアイドル楽曲に適応させた結果だと思います。元はロックテイストなのに、聴いていて心地良ささえ感じました。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=iD0Iw2WdejQ

現代の若者から圧倒的な知名度を誇るsupercellのカバー曲('09)。オリジナルよりもストリングスアレンジに力を入れており、原曲を聴き込んだ方にとっては少し違和感を感じるかもしれませんが、良い言い方をすると贅沢仕様になっているように思います。地球が滅亡する前にみんなでMVを撮る、とかいう壮大なテーマを持つ内容になりますが、その分仕上がりは素晴らしいです。落ちサビの星空の演出は何回でも見たくなります。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=Siof4CSTbmk

スキマスイッチのカバー曲('13)。ファンの間でも隠れた名曲として位置するこのc/w楽曲を選曲するあたりがSMAのセンスを感じます。自撮り映像で構成されたアイドルらしく元気いっぱいなMVは観ているこちらが楽しくなります。夏を飾るに相応しい、旅行のお供として聴きたくなる楽曲です。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=rrSbn0_zt88

新生PASSPO☆のアメリカンスタイルな一曲。曜日をベースにした流れるような展開とテンポの良さは思わず何回でも聴いてしまいます。そこまで全体としての抑揚はないはずなのに、サビのあの爆発力はなんなんでしょうね。コンパクトさも好印象です。

 

 

  • バチェロレッテは終わらないPASSPO☆

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https://www.youtube.com/watch?v=uwCpVXtRRY4

結婚と女の友情をテーマにしたPASSPO☆渾身のロックサウンド。タイトルにある「バチェロレッテ」とは未婚女性のこと。女性だからこそ共感できる歌詞をはじめ、熟成過程にあるこのグループだからこそ深みの出る楽曲だと思います。MVを観ているだけでも「アイドルからの人気No.1」と言われる理由がなんとなく分かります。自分達だけのポジションを完全に確立していますね。

 

 

  • Go Fight! Fly High!/ぷちぱちぽ☆

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https://www.youtube.com/watch?v=SY9JAhg7JZI

PASSPO☆の妹分であり、アイドルをオリンピックの正式種目にするべく生まれた稀有なグループ「ぷちぱすぽ☆」からこの曲を抜粋。イントロは映画「THE STING」のテーマソングとして有名な「The Entertainer」をモチーフにしており、スポーツ関連の応援ソングとしてはもってこいです。ロックテイストのアレンジはPASSPO☆自身がプロデュースしているからこそできる技。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=8UaLYFs-aLE

「からっと☆」から改名し、2016年新たなスタートを切ったFullfull☆Pocketとしての1stシングル。ライブでは思いっきりタオルを回せるアッパーソングになっています。可愛らしいメロディだったり、「♩レ」でルを表すという遊び心もあったりで、初期からっと☆を感じさせるアイドル再スタートの意味合いも含んでいるような気がしました。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=1ca-HN6fBg4

トリプルA面からもう一曲。からっと☆時代のラストシングル「今を生きる」を彷彿とさせるクール路線の楽曲ですが、系譜を受け継いでいるからこそグループの在り方に見事にハマっている印象を受けました。可愛い系とカッコいい系の両方を表現できるのは、長く生き残る為にもはや必須の条件になりつつあるのかもしれません。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=6wMee4bYUYI

バンもん渾身のRe:メジャーデビュー曲。畑亜貴田代智一黒須克彦田淵智也UNISON SQUARE GARDEN)から成るプロデュース・チーム、Q-MHzが制作を手掛けたことでも話題になりました。楽曲輪郭のはっきりしたコード進行は、まさに彼らのらしさが溢れている印象です。ちなみにキャッチーな振り付けはラッキィ池田氏によるもの。でんぱ組 inc.の「でんでんぱっしょん」をはじめとした情報量重視の楽曲が、平成アイドルにとっての売れ線としてひとつの形を示してきたのかもしれません。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=DuTvKsLhJlY

もね、ちーぼうの2人がグループを卒業し、新体制となって初のミニアルバム「WE ARE A ROCK FESTIVAL」に収録。歌詞に「エモい」という言葉が当たり前のように出てくる時代になったんだと、この曲を聴いてしみじみと感じました。MVの最後に卒業メンバー達が登場する演出もまたエモいです。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=g57fYTgVbDk

リリスクことlyrical schoolのメジャーデビューシングル。スマホジャックMVとしてNEWS ZEROにも取り上げられるほどに今年話題を呼びました。ラップテイストの楽曲に合わせて次々と移り変わる動画構成は不思議と心躍ります。動画を観る際は是非PCではなくスマホで。

 

 

  • 舞いジェネ! / 夢みるアドレセンス

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https://www.youtube.com/watch?v=AosMUH_8T4Q

ライブで盛り上がる夢アドの新たな定番曲。作曲にOKAMOTO'Sのオカモトショウ氏を起用したことで話題となりました。おぎかりこと荻野可鈴の「あーあ、終わってんなぁ」のくだりはAKBファンの人は絶対に見ないでください。

 

 

  • トーキョー・デリシャス・ランデブー荻野可鈴

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https://www.youtube.com/watch?v=6k0NFV8ckQI

「舞いジェネ!」のカップリングにはメンバーそれぞれのソロ曲が収録されていますが、その中でもこの楽曲を抜粋。おぎかりの個性が溢れまくってます。MVもアイドルっぽさ全開で、古き良きアイドルの可愛らしさが溢れています。

 

 

  • ファンタスティックパレード/夢みるアドレセンス

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https://www.youtube.com/watch?v=_ioaEaqnNPU

夢アドの4thシングルに収録されているc/w曲。作詞作曲をKEYTALKの首藤義勝氏が担当したことでも話題になりました。種類の限られたダンスパターンで構成される楽曲なだけに、ライブでのファンとの一体感が確約されています。ギターリフの効いたメロディラインも、聴く人の魂を自動的に高揚させてくれます。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=TXO8yAfwt4o

アルバム「REFLECTION」のリード曲。独特なフォーメーションから始まるイントロや音域の広いメロディは、ファンの間でも「今までありそうでなかった」と高評価でした。2014年にアイドルからダンス&ボーカルグループへとスタイルチェンジを果たしましたが、当時から溢れ出る可愛らしさと界隈の中での存在感は未だに健在です。

 

 

  • 灼熱サマー/志田サマー新井サマー

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https://www.youtube.com/watch?v=lEn2uNYbHEc

夢みるアドレセンスと東京女子流、それぞれのエースが手を組んだとんでもユニットからこちらの楽曲。せっかくの奇跡的なコラボなのでもう少し楽曲にインパクトがほしいところでしたが、海岸ドライブなどにもってこいな夏メロチューンという意味では及第点なのかもしれません。MV最後のオチは事務所同士の合意のもとということでよろしいでしょうか(笑)。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=-8GyB1Y2PYE

虹コン渾身の2016夏ソング。昨年の「有頂天サマー」と同様に、これでもか!と言わんばかりのワイガヤアッパーチューン。しかし、それまで暴走していたメロディが間奏に入るや否や静かなピアノソロで聴かせにかかる組み立てには軽く魂持っていかれます。今年の夏によく聴いていましたが、発売日がまさかの9月末とかいう盛大なオチにはやられました。

 

 

  • ラブサマ!/SUPER☆GIRLS

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https://www.youtube.com/watch?v=EBEmK1-oOms

SUPER☆GIRLS第三章の始動曲。新メンバー5人の歌唱力もさることながら、このグループ特有の王道アイドルメロはアイストの貫禄を感じさせます。今年の最も話題を呼んだアイドルの一人浅川梨奈を筆頭に、今後ますます勢い付いていくことを期待しています。というわけで「サマー」3連続でした。←

 

 

  • Spotlight/GEM

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https://www.youtube.com/watch?v=ZZeJmd-1UYQ

アイストの妹分的な存在GEMのタイトル通り新章開幕を感じさせてくれる楽曲。MVのクオリティもさることながら、サビにかけて盛り上がる楽曲の構成もゾクゾクするものがあります。新メンバー西田ひらりの加入は、きっとこのグループを次のステージに進出させてくれるような気がしました。

 

 

  • umbrellaOnePixcel

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https://www.youtube.com/watch?v=VkWlK_cEpzs

田辺奈々美効果でハロヲタにとっては注目度の高い、今年デビューを果たしたグループOnePixcel。アルバム「ZERO」に収録されているこの曲ですが、インストの雰囲気や重厚感がこのグループの印象に強く影響しているように感じました。白黒で統一されたMVも非常にクールです。東京女子流などと同じくボーカル&ダンスユニットとして位置づけられています。

 

  

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https://www.youtube.com/watch?v=X48UZ4j9N04

PassCodeのメジャーデビューシングル。重厚なギターだけでは飽き足らず、8bitサウンド、ピアノなどを織り交ぜながらBPMの変化まで楽しめるジェットコースターのような楽曲です。この情報量の多さは最近のアイドル楽曲のニーズを象徴しているものがあるような気がします。あまりその道に詳しくはないんですが、女性のシャウトもなかなかに痺れますね。

 

 

  • BiSBiS/BiS(

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https://www.youtube.com/watch?v=p5vcoUZ30wU

プールイ×大隈ケンタの最強コンビ再結成。七夕に発表された「BiS復活」のニュースは色んな意味で世間を震撼させました。BiSの1stシングル「BiS」をはじめとした様々な楽曲をモチーフに、当時とリンクさせたような歌詞やメロディを随所に散りばめる、といった粋な演出がファン心をくすぐります。再スタートを意識させるような心掻き立てるイントロも大好物です。ちなみに、MVでプー・ルイが着ている衣装は、伝説のラストライブ「BiSなりの武道館」で着用していたもの。

 

 

  • CHANGE the WORLD/BiS

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https://www.youtube.com/watch?v=9pz4XmKuLLk

新BiSとして初のアルバム「Brand-new idol Society」からラストを飾るこの曲を抜粋。曲調がカッコ良さの権化であることは言わずもがなで、研究員は呼ばれるファンで構成されたエキストラ達が渋谷の交差点を占領するMVの演出は、一言で言うとヤバイです。タイトル通り本当にまた世界を変えてしまいそうな気がします。なおプー・ルイは再結成に伴い年齢を18歳と設定しているので、間違っても26歳呼ばわりしないでください。

 

 

  • BUDOKANもしくはTAMANEGI/BiSH

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https://www.youtube.com/watch?v=IEMa4bpHrAQ

名盤「FAKE METAL JACKET」からこちらの楽曲を抜粋。エモーショナルサウンドはもはやこのグループの十八番ですね。作詞はメンバーのセントチヒロチッチが担当しており、曲名にもあるように武道館公演への想いが込められた楽曲になっています。「Primitive」「ウォント」「サラバかな」など、いずれも良曲揃いでグループ自体に勢いを感じます。

 

 

  • オーケストラ/BiSH(

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https://www.youtube.com/watch?v=_RRbVhobb9o

アルバム「KiLLER BiSH」に収録されている、BiSHが誇る壮大なエモーショナルロックバラード。MVのクオリティも非常に高く、映画の如くひとつの作品としても楽しむことができます。アイナのかすれ声が曲に深みをプラスしてくれているように感じました。ハグ・ミィが脱退して初のシングルということもあって、ダンスにはハグの振り付けが導入されているとか。

 

 

  • 本当本気/BiSH

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https://www.youtube.com/watch?v=i90zUjc_J30

アルバム「KiLLER BiSH」の収録曲からもう一曲。新メンバーのアユニ・Dが作詞を担当したということもあり、MVでも冒頭からフィーチャーされまくっています。BiS楽曲「IDOL」のオマージュ「IDOL is SHiT」や「My distinction」など、こちらのアルバムもなかなかの粒揃いで、作曲家の松隈ケンタの野望が詰め込まれているように感じます。

 

 

  • lost AGE/Maison book girl(

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https://www.youtube.com/watch?v=rjikk6IP2F4

アイドル界における変拍子の申し子ことブクガ。その独特の世界観から昨年のアイドル楽曲大賞ではトップ20の内3曲ノミネートするなど、着実にファンを増やし始めています。4拍子と5拍子のリズムを組み合わせたこの曲は、一度聴くと心を鷲掴みにされる人も少なくないのではないでしょうか。サビだけはちゃんと4拍子でまとめあげるところも構成としては納まりがいいですね。アイドル楽曲という垣根を超えて、普通に一般アーティストのプレイリストに入れておきたい一曲です。

 

 

  • cloudy irony/Maison book girl

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https://www.youtube.com/watch?v=zQpDoGzGMfY

去年の楽曲「snow irony」に続く天候シリーズが今年も登場。前回は5拍子と4拍子のミックスでしたが、今回は主に7拍子と4拍子で構成されています。また変拍子だけでなく、複雑なメロディが折り合わさって曲が成立しているというのが不気味かつ魅力的です。独特の世界観を売りにどこまで勢い付くのか、今後が楽しみなグループのひとつです。

 

 

  • わたしになる/寺嶋由芙

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https://www.youtube.com/watch?v=pC1l_QFHs0M

ソロアイドル寺嶋由芙から1stアルバム「わたしになる」のリード曲。古き良きアイドル精神を重んじる気持ちがこの曲から溢れ出ているように感じました。元BiSメンバーという肩書きはどこへやらと言わんばかりに、アイドル界隈でも独自の地位を確立しているように感じます。朝ドラを模範したMVが非常に面白いです。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=pWcMuZdmUq0

Rev.from DVLのメンバー橋本環奈のソロデビューシングル。薬師丸弘子や長澤まさみといった、その時代を代表する女優が選任される作品「セーラー服と機関銃」です。ご存知の方もいるかもしれませんが、2016年度版の当映画の主演と主題歌を橋本環奈が務めています。もともとの無邪気な性格と、1000年に一度の美少女と言われる容姿が相まって、適材適所の如く歌い上げる姿には思わず見とれてしまいます。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=zZiPIgCtIxg

アルバム「COSMIC EXPLORER」に収録されているPerfumeが誇る世界最高峰のパフォーマンス楽曲。米国テキサス州オースティンで開催された世界最大級のフェス「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2015」にて初披露された際、生中継であることを逆手に取り、日本最新のAR技術で世界中を驚愕させたこともまだ記憶に新しいです。次元の異なるレベルの演出もさながら、(ネタバレですが)歌詞に登場する数字が音階を表していたりと、緻密な仕事がパフォーマンスクオリティを後押しします。チームPerfume がオリンピックの閉会式セレモニーを担当するに至った理由が分かります。

 

 

  • THE ONE/BABYMETAL

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https://www.youtube.com/watch?v=TZRvO0S-TLU

今年世界で波紋を呼んだアルバム「METAL RESISTANCE」のラストを飾るにふさわしいエンドロール。タイトル未発表の時点でも人気を博しており、この曲が流れた時の会場の一体感は何物にも代え難いです。ビルボード200において39位にチャートインし、日本人アーティストとしては1963年の坂本九以来、53年ぶり2組目となるTOP40入りとなりました。Youtubeにはアップされていませんが、この楽曲のメロディが組み込まれているプログレ楽曲「Tales of The Destinies」も非常に強力です。

 

 

  • サヨナラチュー A DOMANI/コピンク*feat.吉田凜音(

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(URLなし:小野田紗栞ver. の一部→ http://www.pinkiss-channel.jp/1219/

専門分野のレビューにつき少し暑苦しいです(笑)。今年の3月、静岡朝日テレビの番組「コピンクス」が終了し、それと同時に、宮本佳林などが務める番組のメインキャラクター“コピンク”の5年間に渡る物語が幕を閉じてしまいました。この楽曲はアーティスト名義「コピンク*」としては最後の楽曲となるエンドロール的な存在。ラストライブで魅せた、初代コピンクの宮本佳林とその後継者である小野田紗栞による「サヨナラチュー special edition」のデュエット歌唱は、コピンクスが今まで丁寧に積み上げてきた歴史の集大成そのものでした。聴く人が聴けば涙無しには語れない、まさにアイドル史に残る絶景です。(動画の5:35からその一部を観ることができます)

 

  

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https://www.youtube.com/watch?v=WpQQidadRBc

歴代コピンクが歌うコピンク*楽曲としては正真正銘ラストを飾る作品。「戦場のメリークリスマス」を連想させるピアノイントロはまるで物語の終焉を知らせてくれるようで、メロディ・構成ともに美しいです。あくまで主観ですが、初期曲「カリーナノッテ」の歌詞「背伸びのヒールで足は痛いの」などに見られるような“少女が頑張って大人になろうとしている姿”を、多少無理をしないと発声できないファルセット(裏声)に掛けて表現しているのだと思います。コピンク*楽曲特有のストリングスやピアノを中心とした華麗な音色、番組のコンセプトでもある「夜」と「可愛さ」をテーマにした『アイドルの“一瞬”の輝き』を詰め込んだ歌詞、3代目コピンク廣川奈々聖の若々しくも妖艶な美声がそれらを見事にまとめあげています。コピンクの辿った5年間の歴史を集約した渾身の一曲だと思います。熱く語りすぎました()。

 

 

  • 矛盾、はじめましたNegicco

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https://www.youtube.com/watch?v=5VQdcvnSZMM

アイドル楽曲大賞といえばもはや常連となっているNegiccoから、さかいゆう作曲のシングルを抜粋。トランペットの音が心地よい昭和感が溢れるこの楽曲に心奪われた方も多いのではないでしょうか。最近では普通にCMでも見かけるようになりましたし、地方アイドル達へ夢を与え続けている存在ですね。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=gvBdo0Pm5tI

エビ中の記念すべき10thシングル。壮大なミドルテンポが彼女たちの力強い歌声と相まって聴く人、観る人の感動を誘います。メッセージ性の強いMVがまた興味をそそりますね。突如としてやってくるアカペラパートは鳥肌必至です。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=FvFrVVAx9rM

スターダストプロモーションの最終兵器ことたこやきレインボーから意味深なタイトルのクリスマスソングを抜粋。状況的には物寂しいはず歌詞も、たこ虹ならではの関西弁歌唱のおかげで、女の子の前向きな姿勢に磨きがかけられているようでした。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=lD41zvWmCVQ

今年の1月にデビューしたスタダ所属のアイドルグループ、ロッカージャポニカの2ndシングル。国語、数学、理科、社会、英語からなる主要科目5教科。何のためにこれらを勉強するのか、こういった疑問を持ったことのある人も少なくないのではないでしょうか。その答えをまさかアイドルが教えてくれる時代が来るとは思いませんでした。「〜するために 人は〇〇を学ぶんだ」のフレーズは教育の場面に使いたいものですね。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=SNCF-9C-yZU

Ru:Runと流星群少女が合体して生まれた全力少女Rから、グループ名をそのままタイトルにしたインパクト強めの楽曲。曲調もかなりアップテンポで、メロとサビが複数ある盛り沢山な構成も面白いです。サバゲーのフィールドで撮影されたMVもまた個性的。センターの百川晴香ですが、過去数年連続TIFに参戦しているものの、毎年所属グループ名が異なるというなかなかハードなアイドル人生を辿っています(もはや本人がネタにしている)。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=NBOcWKrezAc

今年色々なメディアを騒がせた生ハムと焼うどんからこちらの楽曲。歌詞はかなりふざけていますが、キャッチ―なメロディと相まって一度聴くと耳から離れません。セルフプロデュースでこのクオリティは純粋に素晴らしいです。あ、一応会場限定CDに収録されていますが、ジャケットが過激すぎるため普通の写真を代用しました。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=e4SkdbjkQoA

アイドル界隈で大きな話題を呼んだ、ぺろりん先生こと鹿目凛が所属する「ベボガ!」。“ベースボールガールズ 虹コンファミリーに加入”というニュースに驚愕した方も少なくないのではないでしょうか。自身初の完全プロデュースMVは、個性豊かな彼女達そのものを表現しているようでした。事務所を獲得して後ろ盾が強くなったことで、今後の活躍にも期待が高まります。

 

 

  • 青春!ヒーロー/がんばれ!Victory

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https://www.youtube.com/watch?v=gHW8XJdQEmk

がんばれ!Victoryの3rdシングル。アイドルらしからぬ本格バンドスタイルやおしゃれなサビのコード進行はアイドルファン以外からも人気を集めることができそうです。ストレートな青春ロックナンバーという楽曲の肩書も変に飾っていなくて良いですね。

 

 

  • GekiヤVacation/Pimm`s

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https://www.youtube.com/watch?v=-nCAK5QOJsc

Pimm`sの3rdシングルに収録されているライブのノリを重視したアッパーチューン。キャッチーなサビメロは何回でも聴きたくなります。ちーぱにゃこと小林智絵の「いーくーよ」パートが良いアクセント。

 

 

  • 千年少女~Tin Ton de Schon〜/ミライスカート

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https://www.youtube.com/watch?v=TJ3Em2RNut0

京都のロコドルミライスカートの2ndシングル。持ち前の突き抜けるような音を含むEDM路線は勿論、京都らしい語感を徹底することで自分達の世界観に磨きをかけています。彼女達の代表曲「COSMOsPLASH」に続くライブ定番曲になることを期待しています。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=8p_Uth_Y6fE

放プリ3rdシングル。冒頭がハープの音がマーメイドというタイトルにあるような童話感を引き立ててくれている印象です。こういった美メロ楽曲は定期的に聴きたくなりますね。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=RVlpGfwcvkI

3人体制になって初のシングル。今までは完全無欠なクール路線でしたが、可愛らしさを取り入れたDIANNA☆SWEETにしては珍しい作りになっています。アメリカンコミックのようなポップなMVも個性的で面白いです。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=NRcOgEoVxZ8

大阪の生んだパフォーマンス集団Jeanne Mariaの1stシングル。強めのロック要素に加え、彼女達の武器であるアクロバットを全面的に押し出したパフォーマンスは思わず見入ってしまいます。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=87xeoafBJVM

Hauptharmonieの2ndフルアルバム「Herz über Kopf」に収録されている爽快なジャズファンクナンバー。このグループの楽曲はいずれも独特な雰囲気を醸し出している印象ですが、この曲はその中でもまた一線を画しているような気がします。アルトサックスとピアノの織り成すアウトロは破壊力抜群。

 

 

  • ヴぁんでぃっつ!!!/あヴぁんだんど(

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https://www.youtube.com/watch?v=ChVu1OXGad0

見捨てられたアイドルこと「あヴぁんだんど」の事務所移籍後初のシングル。ピアノとエッジの効いたギターで構成されるイントロが聴く者を一瞬で虜にします。シンガーソングライターつるうちはな氏からの楽曲提供ということですが、彼女たちのパンクな生き方が楽曲に詰め込まれているような気がします。3分足らずで終わるのも潔くて好印象。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=guCKvlunB-Q

今年amiinaからamiinAに改名した2人組アイドル。4thシングルとなるこの楽曲は、イントロもサビも全てが壮大でスケールを感じずにはいられません。サビの掴みにくさも相まって、彼女達独自の世界観が構成されています。

 

 

  • LOVE TROOPER/Prizmmy☆

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https://www.youtube.com/watch?v=VcHSaXVoHw0

avexの刺客、Prizmmy☆のミニアルバム「LOVE TROOPER」のリード曲。知る人ぞ知る人気ボカロP「八王子P」が楽曲提供したことで話題になりました。聞けば納得のらしさがありますが、今のニーズをしっかり満たそうとしている辺りがやはりエイベックスですね。

 

 

  • The World is Elegant/PLC

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https://www.youtube.com/watch?v=gV76ct4Cb7k

PLCの5thシングルから、21世紀型ダンス・ミュージックを呈示するポップ・ディスコ・チューン。イントロも特徴的ですが、ダメ押しで英語ポエトリーまで入れてくるところはなかなかの贅沢設計でした。一応EDM(エレガント・ダンス・ミュージック)ということらしいです。

 

 

  • しりとりんゴリラ/Animadoll-あにまどーる-

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https://www.youtube.com/watch?v=yQCWQqOJJ2s

今年の11月に活動を休止した大阪のロコドルあにまどーる。わずか2年弱という短い活動期間にも関わらずインパクトの強い様々な楽曲を生み出してくれました。ライブでも盛り上がり必至なこの楽曲もそのひとつで、「ゴリラッパセリンゴリラ」のしりとり文字列は一度頭に刷り込まれると呪文の如く反復してしまいます。マイナーコードで構成されるメロディもギャップがあって良いです。

 

 

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https://www.youtube.com/watch?v=c64sQsABKcM

オチです(笑)。ガキ使の「浜田アイドル化計画」の一環として作られたおふざけ感マックスな楽曲ですが、作詞作曲を担当した中田ヤスタカ氏をはじめとしと制作サイドは、あくまで真面目な作品として主張しています。それが証拠にYouTubeの再生回数も1400万(ブログ更新時点)を超えるとかいう世界規模の話題を集めていますし、本家のきゃりーぱみゅぱみゅがこれを歌えば普通に売れてるんじゃないですかね。

 

 

―――――――――――――――――――――

《あとがき》

 

以上、計70曲レビューでした。

 

ひとまず、全文読んでいただいた方はおそらくいないと思いますが(もしいるなら大好きです)、主観100%の評価なので、「(こんなキモヲタもいるんだ…)」ぐらいに留めていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

日本には多種多様なアイドルや、それを支える楽曲が存在します。

 

曲を聴いて他のグループに飛び移るもよし。

改めて自分の応援しているグループの良さを再認識するもよし。

ほんと様々だと思います。

 

ただ一番大事にしてほしいことは、好きなアイドルの好きなところを胸を張って人に伝えられるかどうか、という点です。

 

 

 

アイドル楽曲を追うことの最大のメリットは…

知って、比較できるところにあると思います。

 

「やっぱり他のアイドルと比べても〇〇なところが良い!」と、ひとつ答えを見つけることができたなら、そのアイドルを応援している自分にもっと自信が持てるのではないでしょうか。

もっと好きになれるのではないでしょうか。

例え他のアイドルに気持ちが移ったとしても、それがその人の本当の居場所だったということならそれも悪い事ではないと思います。

 

 

 

色んなヲタクを見ていても、私はもっと自分の「好き」に正直になってほしいと常日頃から思っています。

 

 

アイドルを支える楽曲は、単にその指標のひとつにすぎません。

 

 

このブログが読んでいただいた方にとって何かのきっかけになれば幸いです。

もう少しだけ綴りたいことができたので、何かの機会に書き記したいと思います。

 

ここまで目を通していただき本当にありがとうございました。

 

 

oktn

 

 

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【感想】真野恵里菜 2016 Summer 〜GRAND Show!〜

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〈2016.8.27 La Donna 原宿:公式instagramより引用〉

真野ちゃんカジュアルディナーショー(以下CDS)に行ってきました。

 

 

◆◆前書き(省略可)◆◆

長くマノフレをやっていますが実はこれが初めてのCDSで…
まぁ勿論理由もございまして、特典のチェキ撮影があまり好きじゃないっていうのが大半の理由です(笑)。

 

ほんと、曲聴けたらそれだけでいいのに、なんで握手とかチェキとか付けるかなー…っていう他人には理解しがたいこの気持ち←

 

ただそうはいっても、これだけ大成を果たしている状況でのディナーショーって、普通に考えてもありがたい機会なわけで、知り合いのマノフレさんからもすこぶるオススメされていたということもあり、今回殻を破って参戦することにいたしました。

 

結果から言うと、

行って良かったです(笑)。

 

 

 

 

 

◆◆コース料理◆◆

〈メニュー〉

f:id:oktn7260:20160829084024j:image


〈Starter〉
パテ・ド・カンパーニュ
小さなサラダ添え

f:id:oktn7260:20160829084037j:image

 

〈Main Dish〉
真鯛のポワレ
海藻バターソース f:id:oktn7260:20160829084105j:image

 

〈Dessert〉
キャラメルケーキ

f:id:oktn7260:20160829084120j:image

 

〈Artist's Drink〉(アルコール)
フレッシュストロベリー&
ブラッドオレンジのシャンパンカクテルf:id:oktn7260:20160829084135j:image

 

〈お土産〉
真野ロゴ付きタオル

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真野恵里菜CDSといえば、食事に関してはマノフレ悪夢を植え付けられているので(笑)、そういう意味では期待を大きく超えてきました。もっとマナーの勉強もしておけばと若干の後悔がありながらも…(笑)、楽しく美味しくいただけました。ご馳走様です。

 

 

 

 ◆◆セットリスト◆◆

会場:ミュージックレストラン La Donna(原宿)

日程:2016.8.27(夜公演)

 

01:ゼンブダイスキ

ー乾杯

02:黄昏交差点
03:世界はサマー・パーティ
04:OSOZAKI娘

ーMC

05:せんこう花火 (安倍なつみ cover.)
06:駅前の大ハプニング (藤本美貴 cover.)

ー客席降臨・質問コーナー

07:花言葉
08:Ambitions!
09:はじめての経験
10:Ambitious Girls
11:My Days for You
12:Song for the DATE
(アルコール)
E1:天気予報が当たったら

ーMC

E2:青空が笑ってる
E3:みんな、ありがとう

 

 

 

 

個人的に、CDSで「花言葉」を聴くことがちょっとした夢だったので、本公演はその夢が叶った瞬間でもありました。

実際はよく歌われていますが、毎回決まって感涙してしまいます。この曲ほんとに大好きです。

www.youtube.com

 

 

そして、最後のSong for the DATE

ドラマに映画と大活躍中の真野ちゃんですが、アイドルを卒業してから一切の下降を許さず上り調子であることは、ファンであるマノフレだけでなく一般のハロヲタですらもはや周知の事実だと思っています。

 

この曲が披露された当初は「卒業は決まっているのに、ファンには教えられない」という事情もあって、今回のCDSでも本人が言っていたように、真野恵里菜マノフレの気持ちが一番すれ違っていた時期でもありました。

 

歌詞の内容も然りで、この曲に関してはどうしても好きになれなかったんですが…真野ちゃんの勢いが止まらない“今”この曲を改めて聴くと、不思議と今までとは違うニュアンスで聴こえてきたんですよね。

 

「一歩一歩踏みしめる助走」は全てここ最近の仕事に繋がっていたんだと、やっと足並みを揃えてこの曲を思い出にすることができたように思います。多分極めて遅い方のマノフレでしょうけど(笑)。
仕事が詰まりに詰まった状況で完成させた即席技としては十分すぎるぐらいです。今回も良いセトリでした。加えて、定期発言ですが…生バンド最強でした。

 

 

 

 

 

それと、客席降臨とチェキ会後の握手会のくだりは全くもって予習範囲外だったので、物凄いレベルで焦りましたよね。

それでいて席が通路席だったもんで…ゼロ距離真野ちゃんはちょっと…質問できないし振り向けないしで…嬉しい反面メンタル的にしんどかったです…。

イオン岡山のくだりで本人と若干やり取りできたはもはや奇跡。

 

結論。

在宅×接触=何も生まれない 

 

 

 

 

 

◆◆あとがき◆◆

ディナーショーという名目。

小規模で優美な空間。

生バンドを従えて歌う姿。

 

普段のライブとは違い、手拍子こそあってもコールはなく、一人の歌声とその場の空気をただひたすらに鑑賞することができるという、ファミ席界隈であり楽曲好きな在宅マノフレの自分にとってはまさに極上の空間でした。

オススメしていただきありがとうございます(笑)。

 

 

かの高畑事件を境に、SNSを通した発言がぱったりとなくなってしまい、本人の心境やそれによるCDS開催の有無など、色んな面で心配事が絶えなかったんですが…

いつもと何ひとつ変わらない笑顔とパフォーマンスを見ることができて内心ほっとしました。それを表に出さないプロ根性も然り。でも、本当に辛かったと思います。

 

17kでも全く後悔はしていません。

この状況下で開催してくれたことにむしろ感謝すらしています。

 

 

次回のCDSも是非参加したいと思います。

交流していただいたマノフレの皆さん、ならびに開催していただいた真野ちゃんと関係者各位の皆様、素敵な時間をありがとうございました。

 

oktn*ベリアル

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 ↑5年ぶり2回目

 

*Today's Song*

Mrs. GREEN APPLE - サママ・フェスティバル! - YouTube

 

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【感想】真野恵里菜コンサートツアー2016初春 ~GRAND Escalation~

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〈2016.01.10  umeda AKASO:BARKSより引用〉

 

 

Blogタイトル「在宅きまぐれノート」の「きまぐれ」はなんのためにあるか。

それは、在宅業以外のことも書けるようにです。
 
 
というわけで、1年半ぶりの真野コンに行ってきました。ほんと待望でした。
真野ちゃん、マネティ、その他関係者各位の皆様、心から感謝してます。
 
 
そして、BARKS編集部の (つ) さん
今回も素晴らしい写真と記事ありがとうございました。
敬意を表してここに掲載させていただきます。
マノフレの気持ちを代弁してくれています。
興味のある方は是非読んでみて下さい↓
 

www.barks.jp

 
 
 
 
ちょっと時間が空いてしまいましたが...
せっかく想いが溢れ出ているので、この際“記録”として思い出を残しておきたいと思います。
今回は在宅とか楽曲ヲタとか全く関係のない、ただのマノフレの日記です。
 
 
 
 
 
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◆◆出し惜しみのない最高のセトリ◆◆

 

真野恵里菜コンサートツアー2016初春~GRAND Escalation~

会場:umeda AKASO (1.10), Zepp DiverCity Tokyo (1.17)
 
03:18才の季節
--MC
04:天気予報があたったら
05:OSOZAKI娘 
06:ドキドキベイビー 
07:ダレニモイワナイデ 
--MC
08:いつもいつでも(アコースティック Ver.)
09:渡良瀬橋(アコースティック Ver.)
--バンド演奏
10:春の嵐 
--MC
12:メドレー
   21世紀的恋愛事情
   青春 レインボウ
   21世紀的恋愛事情
   まつげの先に君がいる
--バンドメンバー紹介
15:お願いだから・・・
16:Glory days
17:My Days for You
18:バンザイ!〜人生はめっちゃワンダッホーッ!〜
(アンコール)
--MC
E1:Ambitious Girls 
--MC
E2:NEXT MY SELF
--MC
(ダブルアンコール;東京夜のみ)
W1:Tomorrow

 

 

 

卒コンの時にも本人が言っていましたが、「最初の3曲」は本当に大事にしているんだと思います。メジャーデビュー曲「乙女の祈り」から始まり、初期系のカップリング曲で畳み掛けてくる今回は、歌う姿に当初の影を重ねる他なかったです。

 

容姿や歌い方、生演奏による違いなど、ミスマッチするところは勿論ありますが、多くのマノフレが最初の数分で安心感に近いものを得たのではないでしょうか。これは完全に真野ちゃんが策士でした。選曲が際ど過ぎる(笑)。

 
 
全体に目を通しても、個人的には今までのどの真野コンよりもお気に入りかもしれません。
 
「まつげの先に君がいる」
「My Days for You」
「NEXT MY SELF 」
 
この3つの感謝曲が入ったライブは実は今回が初めてで(回替わりで組み込まれていたCDSはありましたが)、それだけ本人のこのライブにかける想いが強かったのかもしれません。
「まつげ」はフルでなかったにしても、「ファンの人達にお礼を言える歌がほしい」真野ちゃんの言葉から生まれたこの曲を、卒業から3年が経った今、コンサートという形でこうして再び歌ってくれて、なかなか感慨深いものがありました。
 

www.youtube.com

 

 

その前後で言うと「21世紀的恋愛事情」

東京公演のみになりますが、モニターの歌詞を使った演出は楽しさしかありませんでしたね。前の方で見ていた人には分かりずらかったかもしれませんが、ミラーボールの光が会場全体を包み込む感じはほんと絶景でした。個人的には、この曲だけで結構な数のアイドル曲を無双できそうな気がします(笑)。すっごい好きです。

 


Erina Mano - 21 Seiki-teki Renai Jijou

 

 

演出といえば、もはや定番となりましたが生バンドってほんと良いですね。

曲ごとにちゃんと命が吹き込まれる感じや、アレンジが自由自在なのが良い。

今回バンドメンバー紹介で、ひとりずつソロで演奏する時間があったんですが、ドラムもベースもちゃんと真野楽曲をモチーフにしていたことを途中で気付きました(笑)。

ギター:ラッキーオーラ

ベース:お願いだから…

キーボード:Glory Days

ドラム:元気者で行こう!

 

 

 

アコースティックの演奏も素晴らしかったです。

これは真野ちゃんの選曲のおかげもあるんですが...ピアニカの独奏から始まる渡良瀬橋が反則でした。

なんなら個人的には今回のハイライトだったように思います。

 

 

実はこれ、以前に一度だけ歌っているんです。

Hello!Project 2011 WINTER~歓迎新鮮まつり~Bっくりライブ」

http://v.youku.com/v_show/id_XMjY2NjI0MTk2.html

原曲森高千里さんの曲なんですが、後に松浦亜弥後藤真紀がカバーするほど昔からハローで愛され続けている楽曲です(最近ではテレビでカントリー・ガールズが歌っていました)。

 

 

あこがれの先輩である“あやや”の背中を追いかけようとする姿に涙したこと、当時のブログで心境を語っていたことは今でも覚えています。

まさかもう一度聴ける日がくるとは思ってもいませんでした。ひたすら嬉しかったです。

もうひとつのカバー曲「赤いフリージア」にも普通にびっくりしましたけどね(笑)。

 

 

 
社長さんには「今回のセトリぬるいんじゃない?」とか言われていましたが、選曲的にも出し惜しみのない、今の真野ちゃんができる最高のセトリだと感じました。
ちなみに他のマノフレさんとも話していたんですが、「ぬるい」の原因は、最後に「元気者」が来たところではないかと。やっぱりあの曲が中盤に入ることで、一気に殺人セトリになってくるんでしょうね...。
 
まぁでも、今までが必ずと言っていいほど感謝曲のどれかで終わっていたので、真野コンにしては斬新でもあり、明るく終わるという意味でも楽しさ極まりなかったので、結論「最高でした」(笑)。
 
 
 
前のライブ「again」でも言えることですが、卒業から一呼間置くことで、アルバムとかも何も気にせずに、ただ純粋に自分のやりたいように構成できるっていうのが、今回みたいな自身にとってもファンにとっても満足度の高いセトリを実現させたのではないかと思います。
また、ダブルアンコールの「Tomorrow」がよりまとまりの良いツアーにしてくれた気がします。痒いところに手が届く的な。次のライブにだいぶプレッシャーかけてますが、大丈夫ですかね(笑)。
 
 
 
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 ◆◆今でも マノフレ。◆◆
 
「時には失敗したりと か、くじけたりする瞬間もあると思うんですけど……まぁ、みんな一緒なんだな、と。マノフレも、真野ちゃんも。共感してくれたらいいなと。私も悩んで頑張ってるし、みなさんも悩んで頑張っていると思うので、一緒に乗り越えて、またこういう場で会えたらなと思っています。」 (大阪公演のMCにて)
 

 

真野恵里菜という人物を知ったのは今から7年ほど前。
その時、絶望の淵に立たされた自分を救ってくれたのが、どんな逆境でも夢に向かって努力の分だけ花を咲かせていく真野ちゃんの真摯な姿と、昭和臭い健気な“歌”でした。
 
 
自分にとって真野ちゃんの“歌”はそれだけ大事なもので、今回ライブをするという報告を聞いた時も心の底から嬉しかったです。1年半ぶりのライブということもあり、一気に心を突き動かされました。
はりきって全通してしまったことがそれを証明していると思います(笑)。
 
 
でも、どの公演も「行って良かった」と真剣に思っています。
次がいつになるのか分からないからこそ、普段よりも増して一期一会という言葉が重くのしかかってきました。セトリは一緒でも、同じ公演はひとつとしてなかったです
 

大阪の昼公演が良い例で、「NEXT MY SELF」で起こった奇跡的なあの瞬間に立ち会えていなかったら多分この先一生後悔していたと思います。

自分がその時の状況を説明するよりもBARKSさんの方が的確に捉えられているのでこの際引用させていただきます↓

ファンへの感謝の気持ちと、一緒に歩いて行こうというメッセージが込められたこの曲は、今回、ピアノアレンジの優しい音色からスタート。終演後に「ピアノ の音は沁みる」と、少し照れくさそうに口にしていたが、あらためて、ファンひとりひとりが手にした赤色の光が客席を一面輝かせる光景を目にして、真野ちゃんはイントロからその瞳に涙を溢れさせる。そして声を震わせ、涙を落とし歌えなくなってしまう。すると、代わりに聞こえてくる会場からの合唱。どこからと もなく自然発生したその声に包まれながら、真野ちゃんはマイクを離して、客席に謝る仕草を見せて、唇を噛み、そして空を見上げる。もっとも、そんな歌詞に描かれているままの一連の動作をしていることに気づいたのか、やがて笑顔へと変わっていく。まさに泣き虫なくせに意地っ張りなまま。

そして、込み上げた想いを一度落ち着かせ、マノフレのサポートを受けながら、涙と笑顔で歌いきったのだった。

 

思い起こす記憶は、2011年のライブツアー「ハタチの乙女 801Days」大阪夜公演の「My Days for You」。遠い過去の情景に照らし合わせて、ただ涙することしかできませんでした。あの時はタイミング的に立ち会うことが出来なかったので、今回合唱に参加できたことはかけがえのない思い出になりました。これもまた「マノフレで良かった」と思えた瞬間です。

 

 ライブにかける想い
 歌が好きな気持ち
 マノフレの温かさ
 アットホームな雰囲気

 

自分のヲタク道の始まりだからっていうのもあるんですが、真野ちゃんマノフレの創り出す空気感って、やっぱり他のハローのグループとは一線を画すものがあるんですよね。どっちが良いとかじゃなくて。なんていうか…ライブ会場に行っても「応援」って言葉が凄いしっくりくる空間なんですよ。今ではほとんど廃れてしまった、ソロアイドルだから創り出せる雰囲気とその醍醐味がここの現場には詰まっているように思います。

 

 

今回のライブで一番感じたのは、「応援してきた人に間違いはなかった」ということです。何年経とうが軸は何一つ変わっていませんでした。マノフレとの間にある温度や信頼関係も。属に言う「やっぱり真野ちゃんだな!」に集約されてしまいそうですが(笑)。

ステージに真野ちゃんがいて、それを見守るマノフレがいて、赤い景色が広がって...ここが自分の一番好きな空間だということを再認識させてくれました。

 

最近は特に度重なる卒コンで寂しさの涙を流すことが多かったんですが、ここまで純粋に幸せな涙を流したのは久しぶりでした。

 

 

マノフレの合唱を受けて真野ちゃんが発した言葉
「……嘘だよ、忘れないよ。」
 
間違いなくあの日あの場所にいた全員の総意です。
 
 
アイドルを卒業してもこうしてライブをしてくれること、マノフレが集まる場所があること、そして、何一つ変わらずに応援を続けられていることが本当に幸せに思えた今回の2日間。
またひとつ、かけがえのない最高の思い出ができました。
 
 
次はいつになるか分かりませんが、きまぐれな集合の合図がかかるまで、ずっと待ち続けたいと思います。
 
 
本当に楽しかった!!
マノフレ最高!!
これからもどうぞよろしくお願いします。
 
 
熱く語ってしまってすみません。
ありがとうございました。
 
 
 

べリアル*oktn

 

 

 

*Today's Song*

松田聖子 SWEET MEMORIES - YouTube

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ハロプロ楽曲大賞'15 ~お気に入り10曲を選んでみた~

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我らが本戦「ハロプロ楽曲大賞'15」の投票締め切りが近付いて来ました。というかなかなか更新できずに結局前日の夜になってしまいました…。
 
前回の記事と同様に、また個人的に気になった楽曲をいくつか取り上げていきたいと思うのですが...今回は趣旨が少し変わります。
「アイドル楽曲」の時はどちらかというと「こんな曲もあるんですよ」的な気持ちで書いていたんですが、おそらくこのページにたどりついた人のほとんどが楽曲を熟知しているハロヲタでしょうしその必要はないと思うので...
今回は前回をも凌ぐ圧倒的主観で、趣味を全開にしてリストアップしていきたいと思います。ま、言っても個人ブログなので←
 
 
 
今年は全部で「209曲」の楽曲がノミネートされています。

前回の記事ではあほみたいに楽曲を取り上げていたので、今回はその反省を活かしてレビューは10曲に絞ります。その代わり内容は掘り下げる方向で。

 
 
「やっぱその曲ですよねー」と共感していただいても
「そ の 曲 か よ w」と罵声を浴びせてくださっても大丈夫です。
一個人の中の10選と、皆さんの思うハロプロ楽曲大賞をどうぞ照らし合わせてみてください。順番は適当です。
 
 
 
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  • 大器晩成 / アンジュルム

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https://www.youtube.com/watch?v=KCQT4STlXz0

作詞:中島卓偉
作曲:中島卓偉
編曲:鈴木俊介  ≪2015/02/04≫
 
この曲はなんだかんだで外せないです。リリース当時まで落ち目やらオワコンやら言われていたアンジュルムだけでなく、ハロプロ全体の息を吹き返してくれた曲だと思っています。その名に相応しくまさに大器晩成な一曲。リリースが年初めにも関わらず、その時既に楽曲大賞最有力候補と噂されていたのは今聴いても納得せざるを得ません。卓偉さん、本当に良い仕事をしてくれました。この曲の何が凄いって、聞く人が聞けば笑えてしまうほどで、トラック数が規格外の200越えなんですって(Music+より)。もう意味わかんないです。ハロプロといえばファンクのイメージがどうしても強いですが、この曲もきっと埋もれることなく後世に語り継がれていくことと思います。
 
 
 
  • 乙女の逆襲 / アンジュルム
作詞:児玉雨子
作曲:川辺ヒロシ・上田禎
編曲:CMJK       ≪2015/02/04≫
 
個性的で良くも悪くも不気味な曲です。編曲者CMJK氏曰く、今までアイドルの曲を一切作ったことがなかったので何が正解か分からなかったとのこと。そのおかげで自由な発想が生まれこういうアレンジになったからこそ、他とは一線を引いた独特な感じに仕上がってくれました。また、メロが普通に怖いのにさらに間奏(相川茉穂の謎バレエ)で別アングルから殴られるのがこの曲の醍醐味だと思います。この曲でハロプロの作詞を初めて担当した児玉雨子氏による歌詞も、独特のフックがかかっていて非常に面白いです(「ゆとり世代にゆとりなどない」など)。ちなみにどーでもいいことなんですけど、このMVの撮影場所が、道重さゆみの“はとこ”である道重佐保の所属する放課後プリンセスの「真夏の夜の夢」MVの撮影場所と一緒なんですって(以上)。
 
 
 
  • 七転び八起き / アンジュルム

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作詞:三浦徳子
作曲:星部ショウ
編曲:山田祐輔・平田祥一郎  ≪2015/07/22≫
 
今年のアンジュルムは「乙女の逆襲」もそうなんですけど、西洋の昔話を奮起させるような世界観が妙にはまっている印象を受けました。やっぱりグループ名がフランス語に変わったからですかね。コーラスと絃楽器が楽曲に厚みをプラスしていて、迫力ありしなやかさありで個人的評価も高いです。アウトロのめいめい(田村芽美)パートも、あの子の歌唱力がこの曲の完成度にとどめをさしてくれたような気がします。「七転び八起き…」のウィスパーボイスも個人的にはかなりお気に入りです。また、Aメロ落ちの部分が「梅田のヨドバシカ・メ・ラ♪」のリズムに完全に一致していることはちょっとした小ネタ。
 
10選とかいいながらアンジュだけで3曲もリストアップしてしまいましたが(なんなら「友よ」も入れたいぐらい)、それだけ今年このグループは楽曲に恵まれていたような気がします。続々と武道館公演を成功させていますし、この調子だと来年以降も勢いは続きそうですね。
 
 
 

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作詞:つんく
作曲:つんく
編曲:鈴木俊介  ≪2015/04/15≫
 
他グループの楽曲が強いということもあって、今年の娘。はやや弱めな印象でした。ただ、この曲は今年の中でも特にしっくりきています。初めのまーちゃん(佐藤優樹)のピアノ演奏ダンスが特に印象的で、多分あの間隔も正確なんだろうなぁとか考えてしまいました。また、EDMベースの楽曲といえば聴こえ方が偏りがちなイメージがありますが、ピアノを強調してるおかげで独立した綺麗なミドルテンポを確立しているような気がします。歌詞についても思うことが多々あって…「だから、生きる」(著:つんく♂)を読むと尚更この詞の意味が伝わってきます。歌詞とグループあるいは作家の境遇が一致することはよくあることですが、この曲の「頑張ろう」には言葉では言い表せないぐらいのつんく♂さんの想いが詰め込められていると思います。
 
 
 
  • チクタク 私の旬 / Juice=Juice

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作詞:児玉雨子
作曲:星部ショウ
編曲:CMJK    ≪2015/07/15≫
 
今年の Juice=Juice は正直言って強かったです。このアルバム「FIRST SQUEEZE!」はハロプロだけでなく、今年発売したどのアイドルアルバムよりも高クオリティだと確信しています。色んなジャンルの曲があって楽しいです。そんな良曲揃いなアルバムから抜粋したのはファンタジー要素溢れるこの曲。最初の音色とダンスが特に印象的で、見るものあるいは聴くものを一瞬で曲の世界に引き連れてくれるような感覚がしました(個人談)。間奏ではガラッと曲調が変わるのですが、今後このパターンが編曲者CMJK氏の武器となっていくのでしょうか。この曲の特に肝となるのは宮本佳林の歌声。カッコいい系の曲も勿論良いのですが、実際は俗に言うアイドル系の歌声にこそ魅力が詰まっているような気がします。また、佳林×雨子のタッグがコピンク卒業以来初めてということもあって、個人的にも思い入れの深い曲です。長年一緒にお仕事をしていただけに、さすが魅力の引き出し方を分かっていらっしゃる。ありがとうございます←
 
 
 
  • Shooting Star / キティ&神様&おもちゃ

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作詞:坪田文
作曲:和田俊輔  ≪2014/12/24≫
 
実は今年の楽曲大賞では、ほとんどのハロプロ主要ユニット(娘。,アンジュ,JJ,こぶし,つばき)で舞台関連曲がノミネートしてるという謎な舞台楽曲ブームが巻き起こっていました。中でも自分が一番関心を抱いたのは Juice=Juice 主演の「恋するハローキティ」(舞台の感想についてはこちらの記事)。気持ち的には「Hello!」や「Only Choice」も非常に捨てがたいですが...、物語の核となるこの曲を抜粋させていただきました。この曲を作った和田俊輔氏も、アップフロントYouTube宣伝用に「Shooting Star」を取り上げてくれたことに対して、「物語の核となる部分を理解・共有していただけているようで嬉しい」とTwitterでコメントしています。個人的にもこの数分に舞台の真髄が詰まっているような気がしてほんと大好きです。曲自体はシンプルなのですが、逆にそれがプラスとなっているような気がして、ユニゾンもファルセットも心地良さしかありません。ただ、舞台曲の良し悪しって、その舞台を観ているかどうかに依存するところが大きいと思うので、結局のところ判断が非常に難しいんですよね。なので、これが一番主観性が強い楽曲なんじゃないかと思っています。
 
 
 
  • 愛おしくってごめんね / カントリー・ガールズ

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作詞:児玉雨子
作曲:加藤裕介
編曲:加藤裕介A-bee  ≪2015/03/25≫
 
話題性で言うと間違いなく2015年の顔になる楽曲だと思います。ごめんねブームの火付け役、「かわいくって許してニャン」のオマージュ曲(作詞の児玉雨子ブログより)、またの名を、嬉唄ロス発祥の曲(←)。カントリーが再始動すると聞いた時はもっとハロプロの隅の方で活動していくのかと思いましたが、気付けばど定番グループですもんね。クールハローが始動してからは大抵のグループでクールな曲が押し出されていますが、ここはまるで逆路線ですよね。ですがそれが個性であり、今後多方面で戦っていくハロプロを継続していくためには必要不可欠なフィールドだと思っています。この曲は、そういった意味でハロプロの未来を繋いでいってくれるような気がしました。曲調も歌詞も従来にはない感じなので初めは少し戸惑いましたが…2曲目「わかっているのにごめんね」がリリースされたことにより、この曲の価値と、このグループの進むべき方向性が見えたような気がしました。とりあえず願うことは、お蔵入りになる前になんとしてももう一度歌ってほしいです。個人的には新メンバー初お披露目のタイミングを推奨します。
 
 
 
  • 念には念 (念入りver.) / こぶしファクトリー

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作詞:アベショー
作曲:アベショー
編曲:鈴木俊介   ≪2015/09/02≫
 
2015年のレコ大新人賞受賞が決定し、今乗りに乗っているこぶしファクトリー。実際どの曲で勝負するかはまだ分かっていませんが、個人的にはやはり念念が妥当じゃないかと思っています。20世紀少年のOPで有名な「20th century boy / T. REX」をモチーフとしたイントロが斬新で、そのユーモア溢れる演出についてはかのタワレコ社長も大絶賛していました(大佐効果が大きいのかもしれませんが笑)。個人的にもその後に続く「念っ!!」が結構お気に入りで、実際にライブに足を運んでみても、あの瞬間のヲタとメンバーが一体となる感じが非常に良かったです。そういった点ではA面3曲の中で一番掛け声も多いので、特にライブ映えする曲な気がします。もう一つコアな話をすると、大サビ前のわださく(和田桜子)パート「あーなたはぁぁあっ↑」のしゃくり加減がこの曲のポイントだと思っています。こぶしについてはこちらの記事に軽く雑感まとめています。
 
 
 

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作詞:つんく
作曲:つんく
編曲:鈴木俊介  ≪2015/02/18≫
 
ハロプロ研修生アルバム「Let's Say "Hello"」の存在が今年の楽曲大賞のランキングを引っ掻き回すことはもはや容易に想像できます。ただ、分かる人なら分かると思いますが...良曲揃いなだけに絞れないのもまた事実。あえて一曲選ぶならという条件で考えると、自動的にこの曲が浮上してきました。このアルバムでもリード曲を張っていたり、ハロコン2015冬の序盤を飾ったりと、なかなか強力な存在感を放っています。曲調もハロヲタが大好きなファンク調で、ブラスの音が馴染み深いです。個人的なピークは間奏部分だったりするんですが、「ロマンスの途中」(Juice=Juice) をイメージさせる暴れ回るスラップベースや、「The 摩天楼ショー」(モーニング娘。) のようなブラスやシンセの複雑でリズミカルな絡みが何回聴いても飽きないです。まぁ言ったら Hello!Project ですし、基本的に曲名に「Hello」と入る曲に悪い曲はないんですよ(確信)。
 
 
 

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作詞:つんく
作曲:つんく
編曲:SHIKI  ≪2015/02/18≫
 
ハロプロ研修生のアルバムからやっぱりもうひとつ(笑)。「Crying」や「「恋したい新党」」ともなかなか悩んだんですが、個人的に特にはまったのはこれかなーと。リズムもメロも結構単調で、聴く分には当たり障りのない感じがするかもきれませんが、こういった妥当に爽快な曲って何回も聴きたくなるんですよね。一番の評価ポイントは、同じメロを使い回してるところ。ひとつの音を大事にするってだけで好印象なんですが、これって意外と難しいんですよ。下手すればただのしつこい曲になりますし、はまったところでメロにセンスがないと興味も持たれないしで…。ただ、この曲に関しては完成されていたような気がしました。イントロ・間奏・アウトロでそれは用いられていますが、間奏だけコードが違っているのがまた粋過ぎて…初めて聴いた時はちょっと魂持っていかれました。並行してコーラスやシンセがスケールの広さを演出しているところもだいぶツボです。あと、「16ビート」っていう言葉選び自体もつんく♂さんのこだわるハロプロが体現されている感じがしてなんか好きです。
 
「FIRST SQUEEZE!」(Juice=Juice) は間違いなく良盤ですが、実際こっちも引けを取らないぐらいの傑作だと思っています。つんく♂さん本人も自身のTwitterで「あのアルバムは僕的にも完成度高いです」とコメントするほどですし、研修生アルバムといえどもクオリティ的にもほんと侮れません。にしても、ジャケ写に写っているメンバーのほとんどが今や何かのユニットに属しているなんて...時間の流れって怖いですわ。
 
 
 
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≪総括≫
 
今年のハロプロは激変の年と言っても過言ではないほど様々なニュースがありました。中でも最も大きな話題はつんく♂プロデュース脱却」だと思います。
 
またそれに伴い、作家陣をはじめとしたハロプロの体制も大きく変わってきました。
 
星部ショウ
児玉雨子
 
話題性の高さでいうと特にこの辺りが挙げられると思います。
皆さん今年一度は目にしたことのある名前ではないでしょうか。
 
つんく♂」という個性を失ったハロプロですが、 この大きすぎる看板をカバーするために、ハロプロメンバーの確保は勿論のこと、今年はそれを支える裏方の人材補給にも力も注いできたように思います。
今後一体どうなっていくかは分かりません。ただ、今昔があるからこそ表現できるアイドルとしてのひとつの形を持っているのは間違いなくここの強みだと思います。誰も知らない全く新しいハロプロがこれから始まっていくと考えるだけで個人的にはわくわくが止まりません。グループが増え、それぞれに色が付き始めていますし、'16の動向にますます期待しています。
 
 
 

ありがとうございました。

 

 

oktn

 

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