在宅きまぐれノート

夏休みはやっぱり短い

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「アイドルネッサンス

というアイドルグループをご存知でしょうか。

 

2014年にソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)が立ち上げた初のアイドルプロジェクトから生まれたグループで、TIFなどのイベント参加はもちろん、巷ではかなり名を広げています。

 

※動く姿を見たい方はこちら ⇒

~あの夏をもう一度~【TOKYO IDOL FESTIVAL 2015 ダイジェスト】アイドルネッサンス - YouTube

※もっと知りたい方はこちら ⇒ 公式サイトWikipedia

 

 

 

かく言う自分も興味を示し始めたのは最近で、ぶっちゃけると、結成当時は全くと言っていいほど無関心でした。

 

ただ、今となってはシングルを買うレベルで無茶苦茶大好きです。

自分の中では軽いブームが起こってます。

 
 
 
 ハロプロ以外のアイドルは所詮にわかなので、ちょっとした表面上のことしか言えませんが、新規ファンの純粋な感想として捉えてもらえれば幸いです。
 
 
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 2014年アイドル楽曲大賞受賞曲
「17才」
 
 
 
そのアイドルを好きになる理由興味を持つ理由って人によってまるで違うと思いますが、自分の場合は「曲」の要素がだいぶ大きいんです。
いってもアーティストですし、ほとんどの場合ライブ中心の活動になりますし。
 
ただし、なにも「工夫され尽くした完成度の高い曲」を歌うアイドルが必ずしも良いのではなくて(勿論好きですが)、やっぱり一番は「そのグループに合った曲」を歌うアイドルに好感を覚えることが多いです。
 
 
 
グループのコンセプトを守ることって、大事なことだと分かっていても、戦国時代を生き抜くためには意外と難しいと思いますし...
だからこそ“軸”がぶれることなく戦い抜くグループは一層カッコよく見えるんですよね。
 
 
 
んでこのグループのコンセプトは何かと言いますと…
『カバー曲しか歌わない』
なんですよ。
 
 
 

インディーズデビューから2年が経とうとしていますが、運営側はこのコンセプトをちゃんと貫いてます。

ファンの心理としてはきっと、そろそろオリジナル曲を出して欲しいところなんでしょうが...。

 
 
 
最初は自分も「カバーだけってどうなん?」と思っていました。
新曲あってのアイドルですやん?
オリジナリティの欠片もないですやん?
と。
 
それで毛嫌いしていた時期もあったんですが、↑の「17才」を聴いて、あるいはそのMVを観てやや強めのインパクトを受けました。
 
 
 
 
 
ちょっとYoutubeのコメント欄を拝借。
 
「彼女たちの不完全さが、この曲を完成させたような。そんな感じがしました。」
 
青春感がすごく出ていて良いね。儚さから来る死生観がまた良い。」
 
「オリジナルを壊さないで完全に自分の曲にしてていいと思います」
 
「(この曲が)こんなにアイドルと合うとはなぁ」
 
 
 
 
他の方が言うように、このグループの武器はスキル面というよりかは空気感な気がします。
 
悪い言い方をすると “目立たなくて地味”
良い言い方をすると “純粋無垢な透明感”
 
 
白を基調とした衣装も、そういう意味ではどっちともとられたり...。
 
 
 
「透明感」や「不完全」なんて言葉は多くのアイドルに当てはまることかもしれませんが、それを巧みに利用するかのように昭和の曲をぶつけてくるところが面白いです。
 

他のどのカバー曲を聴いても、原曲とはちょっと違う魅力があります。言うなれば「アイドルが昔の曲を歌ってみた(SONYによるハイクオリティアレンジVer.)」といったところです。

 
 
ちなみにこの曲「17才」の原曲はこんな感じ。
 

www.youtube.com

 

 

カバー曲が叩かれるのはこの世の常ですが、その理由はオリジナルを対比してしまうことにあると思います。要するに、「上書き保存」しようとするのではなくて、どこか別のフォルダに「名前を付けて保存」すればある程度問題回避することができます。

 

個性、バックサポート…色んな要因が重なった結果だと思うのですが、うまく自分達のものにしたなーって思うんですよ。ましてやアイドル界の土俵に立った時には、これもひとつの立派なアイデンティティになることが驚愕でした。

 

未完成の人材だからこそ出せる魅力がまさか一昔前の時代に隠されていたとは、ほんと目の付けどころがSHARPSONYですわ。←

 

 

 

あと、SMAさんの特徴的な人選
平成の美女と呼ばれるようなタイプとはまるでかけ離れているような…そんな感じ。
 
でもこれは悪口じゃないです。
個人的にはグループから作り出される、「田舎の学校で過ごした青春時代」を匂わせる雰囲気が大好物です。歌声もライン揃えてきてますし。
 
 
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今年に発売されたシングルカットMVが下の2つになりますが、正直どっちも大好きです。
両方大江千里さんの曲ですが、このグループとの相性が素晴らしく良いです。
 
 
 
イントロのピアノが心地良いし、メンバー紹介の如く流れていくダンスが面白い。
手紙のサプライズ演出が憎い、憎すぎる。
 
 
ポンキッキーズ世代の人はどストライクでしょう。
歌詞に「カセット」って出てくるけど、多分存在すら知らなかった可能性が…。
 
 
 
 
 
この人選だからこそ、この独特の雰囲気を出せるんでしょうね。
初めて聴いた時は、青春時代が蘇ってきてしばらく放心状態になっていました←
 
 
 
楽曲もテイストも、このグループには是非とも温故知新の考えを突き通していってほしいです。
そういう意味では、イマドキのアイドルには珍しいタイプなので、個人的にはしばらく注目株であることは間違いないと思います。
 
 
 
 
 
特にエースの「石野理子」さん。
この子の歌の表現力は脱帽もので、一部ではアイドル界屈指とも言われてるみたいです。
 
今回この話をするとさらに長くなってしまうので、またの機会に取っておきます。笑
 
 
 
ではまた!
 
 
oktn
 
 *Today's Song
※ 最後のMVの原曲
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